【Finding
Pullmans!】
加西市の姉妹都市のワシントン州プルマン市。
市のホームページでは、1989年に姉妹都市が調印されています。
→こちら
友好都市事業はお互いの中高生の訪問親善事業が主のようです。
今では、中高生の訪問親善は行っていないとのことですが、姉妹都市としてもっとプルマン市やプルマン市民のことが知りたくなります。
プルマン市について→こちら
実際にプルマン市に行く前にできるだけ多くの情報を得るために、プルマンの事を知るにはプルマン市民に話を聞くのが一番早い。ということで、「ウォーリーを探せ」のように「プルマン市民を探せ」事業として国際交流協会で情報取集します。
プルマン市についての情報をお持ちの方がいらっしゃれば、情報下さい!!!
例えば・・・
●プルマン市出身者やプルマン市民を知っているという方、関西圏にお住まいなら直接会いに行ってしまいます。
みなさまからの情報を記事のコメントやメールでお待ちしています。
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平成25年度 ご挨拶
みなさま、こんにちは。
明るい穏やかな春の日和が続いております。いかがお過ごしでしょうか?
ぽかぽか陽気に誘われて一揆に開花した桜が、いつもの見慣れた道も違った景色に見せてくれていました。お花見は楽しまれましたか?桜の木の下で何を想われたでしょうか?季節は廻り、時の流れ、春の別れ、そしていつかの再会。また新しい出会い。いろんな想いを胸に一年を振り返られたのではないでしょうか。あっという間に舞い落ちてしまった桜の花びらは、新しい一年が始まる知らせですね。桜色の風がきっとみなさんのいろんな想いを運んでくれているはずです。
昨年度より始めたばかりの国際交流協会のブログですが、たくさんの方にご覧いただき、また同じく昨年度より始めたFACEBBOOKでもファンになって下さったり、コメントを頂いたりと、皆さま方からの応援 心より感謝申し上げます。今年度も加西市の国際交流情報や事務局が体験したエピソードや感動を記事にして、できるだけ多くの皆さまにお届けしたいと思っておりますので、PCを開けられた際、こちらまでご訪問くださればうれしく思います。
この春、こちらの事務局でも別れがありました。イベントや講座の開催にあたっては、いつも協力してくれるスタッフの存在に支えられていました。広報から企画まで細やかな気配りと工夫や、さりげない思いやりなど、とてもありがたかったことが何度もありました。また、普段私が行き詰って悩んでいるときには、違った目線からユーモアあるアドバイスや、励ましの言葉で気持ちを和ませてくれたことも。がむしゃらな私と共に歩んでくれたスタッフと別れることは、取り残されたようで本当に無力な気持ちになりましたが、夢に向かって進むことを決めたスタッフを止めることはできません。それよりも何よりも応援したい気持ちになりました。夢の実現と可能性を信じて努力する人の姿はキラキラしていて眩しくて、うらやましく思うほどで、私はその輝きに励まされました。そして、これからも励まされ続けることと思います。
改めまして、今年度も加西市の異文化交流と異文化理解の促進を目標に掲げ、国籍の壁を越えた心の交流を通して、共に生きる喜びを分かち合える未来社会を夢に、それは果てしない夢だけど、その過程を大切にしながら一歩ずつ歩んでいきたいと思います。そして国際交流協会と、また旅立ったスタッフと共に私も成長していきたいです。
今年度も皆さまのご支援よろしくお願い致します。
大野
~ episode3 ~
【 ことば - KOTOBA - 】
毎週週末になると、加西市のNPOや市民団体がボランティアで行っている日本語教室に通う外国人の方々の姿をよく見かけます。事務局前のフリースペースや図書館の自習机でも、休みの時間を利用して、毎週熱心に日本語の勉強に励んでいらっしゃる外国人の姿を見かけます。外国人の皆さんだって、もちろん平日はお仕事されています。週末は自由な時間をゆっくり過ごしたいだろうと思うのに、休みの日は勉強と決まったように、日本語教室の時間も含め、それも朝から晩までみっちり勉強されています。特に、日本語能力試験など目標を持って勉強している方が多いみたいです。
私もそんな外国人の方から、日本語の問題について質問されることがあります。問題の形式は、私が学生時代に受験勉強でよくみた英語の問題形式に似ていて、語彙・文法・聴解・読解がありました。日本語の問題だから、日本語を母国語とする私は余裕!と思っていたのですが、、、読解なんて、日本人でも難しいような内容の文章で、経済学がテーマだったり、心理学がテーマだったり、小説を取り上げた内容だったりと、ん~とうなってしまうような問題ばかり。でもよく考えてみると、私たちが学生時代、英語の長文読解も専門的な内容の文章が多かったな~。それでも、よく勉強されている外国人の方は、この文章がなかなかおもしろいとか、この意見に賛成だとか、それなりに楽しんで問題を解いているようでした。楽しみながら勉強できるのが一番!
のんびりと構えていた私に、外国人の方が文法の問題を質問してきた時のことです。( )に当てはまる適当な言葉を選びなさい。という問題。選択肢が4つありました。問題に目を通すと、あれっ、えっ、どれが正解??? 選択肢の内2つは難なく除外したのですが、残りの2つ、どちらを当てはめても正解なんだけど・・・。
するともう一問。これはどれが正解ですか?と尋ねられた私。問題はというと、(皆さんも考えて下さい)
問)あの映画は人気があるので、入場券を買う人がたくさん( )。
①整っている ②並んでいる ③あふれている ④参加している
これは簡単!!!と私は意気込んで「答えは②だよ」と。尋ねてきた外国人の方の顔を見ると、全く納得できない様子。「どうしてですか?私は③だと思います」。私は、そう言われると③かも・・・ って、一瞬頭をよぎったのですが、いやいや惑わされてはいけない。それじゃ、いっしょに考えましょう!と言って、絵に描いて説明してみました。「ここに映画館があります。ここで券を販売しています。それで、たくさんの人が券を買うためにここで待っています」という具合に。そこで、突然彼が「えっ!!!これは人ですか?」と私の絵を指して言いました。それは、一列になって順番を待っている人を描いたものだったのですが、どうしてそんなに不思議??? 彼が続けて言うには、「私の国では、何かを待っている時、このように一列になって待つことはありません。みんなバラバラに広がって待っているだけです。日本では一列になって待つのですか?」。「そうですよ」と答える私に。「それでわかりました。答えは②の並んでいるか~!」。彼は、選択肢の①~④の全ての意味は理解していました。文章を読んで状況を思い浮かべると、彼の国ではもちろん③のあふれている。だったんですね!
日本語を学ぶためには、語彙・文法などの問題を解くだけではなく、日本の文化の知識が必要ということを、改めて認識しました。それは、日本語に限らず全てのことばに当てはまることだと思います。そして、私たちは日本語を教える際、外国人に日本の文化を意識することを強要するだけでなく、一人ひとりの文化も知ること、共有することが必要であることも。そうすることで、ことばの伝え方も受け取り方も変わってきます。
今まで単なる日本語の勉強と思っていましたが、日本語を教えるということは、日本の文化を外国人に教えていることに繋がっているのかもしれません。
国際交流・国際理解に必要なこと。国籍や民族で簡単に境界を引いてしまうのではなく、個々の文化を理解し合あうというのは、ことばの学習、理解にも同じことが言えるんですね。
今これを読んで下さっている皆さまが、もし外国人の方と接する機会があれば、『ことばと文化』の関係を頭の片隅にでも覚えておいて頂けたら、今までとは違った発見や心の交流ができるかもしれません。
おわり
~KASAI Winter Festival』 報告♪
2月24日(日)に加西市国際交流協会今年度最後のイベントとなる
『かさいウィンターフェスティバル』 を開催しました!
地域と世界のつながりを身近に体験できる『世界のひろば』では、
多くの市民ボランティアや市民団体、NPOや事業所など様々な分野から多数参加していただき、
多国籍飲食・雑貨ブース・ゲームなどの催しがありました。
また、外国人の方による体験発表などが行われ、総勢400人の来場がありました。
ご来場下さった方々には、お忙しい中足を運んでいただき、心より感謝申し上げます。
また、今回は多くのボランティアさん にご協力頂き、
イベントの縁の下の力持ちとなって下さいました。
ボランティアさん のご協力なくしは、成しえなかったと思っています。
本当にありがとうございました。
1. 日本語スピーチコンテスト2012受賞者によるスピーチ発表
特別出演「植木ナムプーンさん」 と 「タイ国王の肖像画」(植木ナムプーン画)
アフマッド・シャンフディンさん(インドネシア)によるスピーチ 「日本の面白話」
カーブミラーは何のため?や話す自動販売機に話しかけたエピソードなどで
会場を笑いに包みました。
日本語スピーチ
李慶坤(リ ケイコン 中国) 「感謝している人への手紙」
徐麗穎(ジョレイエイ 中国) 「思い出の3年間、ありがとう」
徐さんはこの日の為に、新たなテーマでスピーチを考えて来て下さいました。
素敵な着物は、ボランティア山本秋子さまが着つけをして下さいました。
みんなの着物姿に、山本さんもとっても満足げです。
ふれあい講座「空手教室」受講者の皆さんによる空手披露
ボランティア講師として登録して下さっている真部会館の先生方のご協力のもと、
基本稽古を発表しました!
真武会館の生徒さんと先生です。道着がよく似合ってますね!
● 子ども英語発表会(歌・朗読・フォニックスなどを英語で発表してくれました。)
テーマ「わたしのすきな ~ 。」
北条駅まえ英語「わたしたちのすきなジェスチャーゲーム」
モアジュニア英会話-小学生クラス
「わたしたちのすきな フォニックス」
北条東幼稚園 「わたしたちのすきな 英語あそび」
♪ Head, Shoulders, Kneeds and Toes ♪
玉丘英語教室-Happy Kids 「わたしたちのすきなリーディングブック」
ヤマハ英語教室-Pretty Kids 「わたしたちのすきな色とすきなこと」
モアジュニア英会話-中学生クラス 「わたしたちすきなカレンダー」
● MORE地球家族主催「世界のど自慢」出場者による楽器演奏
鄭広厚(テイコウコウ) ♪月の下のホウライチク」
雲南の民族楽器フルス(ひょうたん笛)で演奏してくれましたよ!
NPO法人MORE地球家族代表村上さんとマリオさん一緒に
在住外国人の皆さんの紹介と終わりの言葉を頂きました。
中国・インドネシア・ベトナムなど、仕事や勉強のためにいろんな国から
日本に来て生活されています。
こんなにたくさんの外国人の方がいるなんて!今までご存知なかった方も
このイベントを通じて知ってもらえたかな。
それだけでも、イベントを開催した意義がありました。
少しずつ少しずつ・・・
子どもたちには、外国人の方々が日本語スピーチや空手、楽器演奏や書道展示など
体験発表している姿、いろんなことにチャレンジしている姿を見て、
勇気ややる気を持って帰ってくれたらと思いました。
他にも沢山ご紹介したい写真はあります。
その他の様子はFACEBOOKでご覧ください。
【 KASAI Winter Festival かさいウィンターフェスティバル 】 開催間近!
イベントの開催まで間近となりました。
いよいよです!
当日のイベントチラシと『世界のひろば』MAPをアップました!
ご家族やお友達をお誘い合わせのうえ、ご来場下さい。
お一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
チラシ→ ダウンロード(pdf)
『世界のひろば』MAP→ ダウンロード(pdf)
※【ボランティアメンバー募集!!!】
当日のイベントにご協力頂
内容は、受付や写真
お申込み・お問合せはこちらのメールまで☆
メールアドレス→ nehime@kasai-kokusai.